目次
スライディングシートとは
筒状のシートでキャタピラの様に滑る。スライディングシートを体の下に敷き込み滑って移動することにより、ベッド上での移動を楽に介助することが可能になる。前後に動くタイプや横方向に動くタイプ、全方向に動くタイプもある。また、筒状ではなく、フラットなシートタイプもある。
スライディングシートの使い方
横向きに寝返りをして、スライディングシートを体の下に敷き込む
両手は前方に組むようにして、両膝は曲げて寝返ります。スライディングシートは反対側に伸ばす分を折っておく。
反対向きに寝返りをして、スライディングシートを広げる
スライディングシートを均等に広げる。
仰向けになり、動きたい方向に滑れせて介助する
介助者は足側から押して、枕側に滑りながら移動する。
スライディングシートの下側を引っ張て引き抜く
スライディングシートの下側を無理ないようにゆっくり引き抜く。
スライディングシートのレンタル
介護保険を利用している方は商品によりますが、スライディングシートをレンタルすることが可能です。介護保険を利用しているのであれば、購入するよりレンタルすることを強くお勧めします。
しろやぎ
介護保険でレンタルできる商品はスライディングシート以外にもたくさんあるよ。
おむつ交換前に体の位置確認
おむつを交換する前に体の位置を確認することが重要です。おむつ交換後に体を無理やり引き上げるとおむつがズレてしまう可能性があります。ズレは漏れの原因の1つです。スライディングシートを活用してズレを防ぎます。おむつ交換の開始前に適正な位置にスライディングシートで移動します。
スライディングシートの回転方向
スライディングシートには回転方向がある商品があります。向きを替えれば前後方向と横歩方向でどちらでも使用することは可能です。フラット型は全方向に動かしやすいです。
スライディングシートの選び方
介助を受けている方がおしりを上げることができるのであれば、短いスライディングシートで十分です。介助を受ける側がほとんど動けない場合は大きいサイズのスライディングシートが便利です。
おすすめのスライディングシート
モリトー
ウィズ
商品 | サイズ |
トランスファーシート S | 70×73cm |
トランスファーシート M | 73×120cm |
トランスファーシート L | 73×180cm |
フラット S | 94×142cm |
フラット L | 142×188cm |
しろやぎ
今回、紹介したスライディングシート以外にもたくさん種類があるよ。是非、調べてみてね。