男性用尿とりパッドには、陰茎を包むタイプや、巻かずに使えるタイプなどがあります。ただし、性別だけで選ぶのではなく、尿量、交換までの時間、姿勢や動き、肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。この記事では、男性用尿とりパッドの種類と選び方、三角巻き・コップ巻きの手順を図で紹介します。男性用パッドの使用時の注意点も解説します。
男性用パッドとは

長方形パッドを筒状に組み立てて巻くタイプや男性の陰部を包むような形状など様々な商品があります。
男性用パッドのメリット

臀部に傷や床ずれがある場合、尿が臀部まで拡がるのを防ぐために男性用パッドを使用します。
男性用パッドの注意点

テープ型おむつに尿失禁パッドと男性用パッドを組み合わせている場合が多くあります。男性用パッドは尿量が多いと先端の隙間やお腹側から漏れるため、パッドを必要以上に重ねづけしている場合も多くあります。前方のパッドが重なると厚みが増し、姿勢や動きに影響します。

男性巻きは吸収面に無駄が多く、頻回な交換が必要になります。長時間交換できないのであれば、そもそも男性用パッドはおすすめできません。


陰部が短い場合は吸収体に接触せずにお腹側やそけい部に溢れ漏れることがあります。また、陰部は動きますのでズレて三角巻きから抜けてしまうことがあります。その場合は三角巻きではなく、通常の尿とりパッドの使用方法を検討します。
陰部周辺に防水シートが接触します。皮膚トラブルの原因になる可能性があるため、頻回に交換しない場合は注意が必要です。
通常の尿失禁パッドに無理に穴を開けて使用している場合があります。中の素材が陰部に付着するため、穴を開けて使用しないでください。男性用として、あらかじめ穴が開いている商品もあります。
男性用パッドの商品紹介
各メーカーで販売されている特徴のある男性用パッドをいくつか紹介します。

円すい形にすることで、男性器を包み込みます。立体ギャザーがついている製品とついてない製品があります。
参考 アテント 尿とりパッド スーパー吸収 男性用大王製紙 公式サイト

男性器を差し込むための穴があります。そこに男性器を固定するため、ずれにくくなります。パッドに無理に穴を開ける必要がありません。
参考 サルバ 尿とりパッド スーパー 男性用白十字 公式サイト

袋型の特殊な形状です。大きい形で4回分の尿を吸収します。通気性シートで皮膚トラブルを軽減します。

通常の立体ギャザーに加えて、内側にもギャザーが付いています。陰嚢も包み込む形で、巻かずに使用できる男性用パッドです。
参考 アテント 長時間安心パッド ダブルブロックタイプ大王製紙 公式サイト

他にもいろいろな商品があります。
男性用尿とりパッドの特徴をメーカー別に紹介(店頭用・病院・施設用)【2026年版】
男性用パッドの巻き方
男性用パッドの巻き方は様々です。基本的な方法を紹介します。

防水シートが皮膚に当たる不快感を避けるための工夫です。


先端が少しだけ重なるようにします。


折り込んで底を作る巻き方です。先端の隙間からの漏れを少し抑えることができます。底を作ると厚みが出てしまいます。
普通の尿とりパッドとの違い


男性用パッドと男女兼用パッドは形状が少し違います。男性用パッドの方がコンパクトで包み込むような構造です。
まとめ
男性巻きをすると頻回の交換が必要です。1回の尿量が多い場合や長時間交換できない場合、男性巻きは向いていません。男性巻きで漏れる場合は、尿失禁パッドを通常の方法で当てます。
尿失禁パッド(尿とりパッド)の種類と選び方|吸収量・紙おむつとの組み合わせ・重ねづけの注意点【2026年版】

三角巻きは特殊なパッドの当て方の1つです。まずは基本の尿とりパッドの当て方をして、それでもどうしても漏れることが続く場合は三角巻きも検討します。男性だから男性用パッドを選ぶのではなく、状況に合わせて選ぶようにしてください。また、名称もちん巻きや男巻き、陰部巻きは使用せずに、三角巻きなどを用いましょう。

