おむつの基礎知識:使い方と交換方法・読む順番
スライディングシートとは

筒状のシートでキャタピラの様に滑ります。スライディングシートを体の下に敷き込み滑って移動することにより、ベッド上での移動を楽に介助することが可能になります。前後に動くタイプや横方向に動くタイプ、全方向に動くタイプもあります。また、筒状ではなく、フラットなシートタイプもあります。
スライディングシートの使い方

両手は前方に組むようにして、両膝は曲げて寝返ります。スライディングシートは反対側に伸ばす分を折っておきます。

スライディングシートを均等に広げます。

介助者は足側から押して、枕側に滑りながら移動します。

スライディングシートの下側を無理ないようにゆっくり引き抜きます。
スライディングシートのレンタル
スライディングシートの一部は、介護保険の福祉用具貸与で利用できます。対象商品や利用条件は確認が必要です。担当のケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談し、身体状況と使用期間に合うものを選んでください。

介護保険でレンタルできる商品はスライディングシート以外にもたくさんあります。
排泄ケアを支える福祉用具レンタル|トイレへの移動・おむつ交換と介護保険【2026年版】
おむつ交換前に体の位置確認

おむつを交換する前に体の位置を確認することが重要です。おむつ交換後に体を無理やり引き上げるとおむつがズレてしまう可能性があります。ズレは漏れの原因の1つです。スライディングシートを活用してズレを防ぎます。おむつ交換の開始前に適正な位置にスライディングシートで移動します。
スライディングシートの回転方向

筒状のスライディングシートは、製品や置き方によって滑らせやすい方向が異なります。前後・左右のどちらへ動かすかを確認して敷きます。フラット型は重ね方など、製品の説明書に沿って使ってください。
スライディングシートの選び方
介助を受けている方がおしりを上げることができるのであれば、短いスライディングシートで十分です。介助を受ける側がほとんど動けない場合は大きいサイズのスライディングシートが便利です。
おすすめのスライディングシート
モリトー
ウィズ

| 商品 | サイズ |
| トランスファーシート S | 70×73cm |
| トランスファーシート M | 73×120cm |
| トランスファーシート L | 73×180cm |
| フラット S | 94×142cm |
| フラット L | 142×188cm |
モルテン|スライディングシート

ベッド上で体を滑らせて移動するときに使うナイロン製のシートです。二つ折りにして使用し、一辺が縫い合わせてあります。
| 品番 | MSS |
| 全体サイズ | 135×158cm |
| 使用時(二つ折り) | 約68×158cm |
オオサキメディカル|PHスライディングシート

筒状のシートで、ベッド上の移動や体位変換に使います。ポリエステル100%の生地にフッ素加工が施され、吊り下げ用のループが付いています。
| サイズ | 寸法 | 品番 |
| 小さめ | 70×75cm | 75170 |
| ふつう | 70×120cm | 75171 |

今回、紹介したスライディングシート以外にもたくさん種類があります。是非、調べてみてください。


