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尿失禁パッド(尿とりパッド)の種類と選び方|吸収量・紙おむつとの組み合わせ・重ねづけの注意点【2026年版】

尿失禁パッド(尿とりパッド)のイラスト

困りごと:モレが心配・読む順番

尿失禁パッド(尿とりパッド)を選ぶときは、尿量に合う吸収量と形状、下着や紙おむつとの組み合わせを確認します。主な形は長方形型、ひょうたん型、男性用です。この記事では、種類ごとの特徴に加え、尿量の測り方、立体ギャザーの使い方、重ねづけの注意点を図で解説します。

尿失禁パッド

種類

長方形型、ひょうたん型、男性用など様々な種類があります。

長方形型・ひょうたん型・男性用の尿とりパッド3種類

長方形型

立体ギャザー付き長方形型尿とりパッド

長方形型には、吸収目安量が300~450ml程度(2〜3回分)の製品が多いです。見た目が似ていても、立体ギャザーや通気性の有無など、機能は製品によって異なります。

1回排尿量を150mlとして計算。

折り方に違いがある

尿とりパッドの2つ折りと3つ折りの違いを示す図

尿失禁パッドには、3つ折りと2つ折りの製品があります。3つ折りはテープ型紙おむつと組み合わせて使うことが多く、2つ折りはパンツ型紙おむつ専用の製品に多いです。パンツ型紙おむつ用のパッドには前後にずれ止めが付いているので、パンツ型紙おむつの中にセットしやすく、上げ下ろしの際も位置がずれにくい構造です。

ひょうたん型

股部分がくびれたひょうたん型の尿とりパッド

ひょうたん型は、大型で吸収量目安600ml(約4回分)~の尿失禁パッドで多い形です。股の部分がくびれており、太ももの動きを妨げにくいよう工夫されています。

男性用

男性用尿とりパッドを折りたたんだ状態の図

男性用パッドには、男性器を包み込む形状のものがあります。短めの長方形のパッドを組み立てるタイプや、袋状のタイプなど、形はさまざまです。男性器が短い場合は包んだ部分が外れやすいことがあるため、装着後にずれや漏れがないか確認しましょう。

注意
男性器を包むパッドは前側に厚みが出ることがあるため、装着後に座りにくさや圧迫感がないか確認してください。

男性用パッドを折りたたんで巻くイラスト 男性用パッドの種類と巻き方|選び方と注意点【2026年版】


構造と性能

尿失禁パッドの性能は様々です。詳しく解説していますので是非ご覧ください。

大人用紙おむつの尿とりパッドの断面を描いたイラスト 大人用紙おむつ(尿とりパッド)の構造と性能【2026年版】


吸収量

小型と大型の尿とりパッドで吸収量が異なることを示す図

2~13回 (吸収回数の目安)


組み合わせ

吸収体は1つが原則

紙おむつと尿とりパッドの組み合わせ例と避けたい重ね方

尿失禁パッドはまずはフィットする下着(ホルダーパンツ)と組み合わせます。この方法であれば吸収体は1つです。パンツ型紙おむつやテープ型紙おむつと尿失禁パッドを組み合わせる事は吸収体を重ねることになります。2重のガードになりますが、過度に分厚くならないように注意する必要があります。

八木大志
八木大志

おむつ情報局の筆者はテープ型紙おむつホルダーパンツを薦めているわけではありません。今後に期待を込めて書いています。代わりに超うす型のテープ型紙おむつ(カバー)があります。

超うす型・パッド併用向けの大人用テープ型紙おむつ5製品を比較|サイズ・吸収目安【2026年版】


できるだけシンプルを目指す

ホルダーパンツ・パンツ型・テープ型紙おむつと尿とりパッドの組み合わせ比較

パンツ型紙おむつ・テープ型紙おむつホルダーパンツには吸収材の無駄がないです。パンツ型紙おむつとテープ型紙おむつは吸収材の無駄を最小限にするために超うす型を選びます。シンプルであると姿勢への影響が少ないです。

注意
テープ型紙おむつホルダーパンツはおむつカバーとは違います。おむつカバーは布おむつや尿失禁パッドに対応している製品が混在しています。慎重に情報を調べてから購入する事をおすすめします。

大人用おむつ(パッド)の種類と組み合わせ


尿失禁パッドの選び方

尿量を量る

使用前後の尿とりパッドの重さの差から尿量を量る図

尿量を数値で把握します。その数値に合わせて尿失禁パッドを選びます。時間帯によって尿量は違うので排尿日誌をつけます。

総吸収量と吸収目安量

尿とりパッドの総吸収量と吸収目安量を示す図

総吸収量と吸収目安量があり、確認が必要です。総吸収量は全面で吸水した状態です。吸収目安量は使用時の実用的な目安です。総吸収量を吸収目安量に換算すると5~7割程です。病院・施設用は総吸収量表示の場合が多いです。測った尿量は吸収目安量と合わせて尿失禁パッドを選びます。

吸収回数の目安

尿とりパッドの吸収回数目安の見方

店頭用の表記はガイドラインが定められています。ほとんどのメーカーは1回あたり150mlとして排尿を回数で表記しています。店頭用は吸収目安量です。測った尿量をそのままで回数として計算します。


立体ギャザーを活用する

立体ギャザーが防波堤になる

尿とりパッドの立体ギャザーが立った状態と倒れた状態

漏れる事がある場合は立体ギャザーがある尿失禁パッドを選びます。漏れがないのであればギャザーがない尿失禁パッドでもよいです。

立体ギャザーを立てる

尿とりパッドの立体ギャザーを広げて活用する図

前後を軽く伸ばすとギャザーがしっかりと立ちます。それでもギャザーが立たない場合は指で軽く立てます。

立体ギャザーをそけい部に沿わせる

尿とりパッドの立体ギャザーをそけい部に沿わせる装着位置

立体ギャザーは意識的にそけい部に優しく沿わせます。立体ギャザーが皮膚に負担を与えてしまうことがあるので強く沿わせ過ぎないように注意が必要です。


大人用紙おむつと尿とりパッドの立体ギャザーを示すイラスト 大人用紙おむつ・尿とりパッドの立体ギャザーとは?役割と使い方、注意点【2026年版】

尿失禁パッドの注意点

立体ギャザーが倒れる

パンツ型紙おむつと尿とりパッドの組み合わせ例

パンツ型紙おむつやテープ型紙おむつの立体ギャザーを潰さないサイズの尿失禁パッドを選びます。

重ねづけは無駄になる

尿とりパッドの重ね付けと吸収の関係を示す図

パッドの防水材は尿を下に通さないので、パッドを重ねても無駄です。厚みが増すので動きの制限になる可能性もあります。

MEMO
尿失禁パッドを漏れ防止のために重ねる事は逆効果です。大容量のパッドもあります。適切な吸収量のパッドを1枚選びます。

ホルダーパンツは万能ではない

ホルダーパンツが支えられるパッドの大きさや吸収量は製品によって異なります。大型パッドや多量の尿に対応する製品もありますが、吸収後の重みでずれないかを確認し、メーカーが案内する範囲内で使用してください。

パンツ型紙おむつと尿失禁パッドを組み合わせて、2重の立体ギャザーを活用すると漏れを防げることもあります。

八木大志
八木大志

漏れ防止のために2重のギャザーを活用するにしても、その際のパンツ型紙おむつやテープ型紙おむつは超うすタイプを選ぶことをおすすめします。

パッドを固定するホルダーパンツ(パッド対応パンツ)のイラスト ホルダーパンツの種類と選び方|尿とりパッドとの組み合わせと注意点【2026年版】


フラット型おむつとは違う

フラット型シートの形状

大型の長方形型のシートが市販されています。大型ですが吸収量は少なく、値段は安いです。立体ギャザーもついていないです。陰部洗浄の際などにシートとして利用します。

注意
尿失禁パッドとして使用しないです。フラッド型おむつはおむつカバー専用です。

フラット型シートのイラスト フラット型おむつ(シート)とは? 使い方・吸収量・重ね使いの注意点【2026年版】


八木大志
八木大志

尿失禁パッドは重ねずに、適切な1枚を使用してください。