困りごと:トイレが大変・読む順番
自動排泄処理装置は、トイレへの移動が難しい方の排尿・排便を機器で処理する福祉用具です。この記事では、排尿のみ・排尿と排便に対応する機種の違い、製品例、介護保険の扱い、利用時の注意点を紹介します。
自動排泄処理装置とは
自動排泄処理装置は、自動吸引機能を備えた尿器です。通常の尿器より容量が大きく、排尿のみを処理するものと、排尿・排便の両方を処理するものがあります。トイレへの移動や移乗が難しい場合に使用します。本人の家族に対する気遣いや、おむつ交換をする方の介助負担を軽減できます。
自動排泄処理装置の機能
排尿処理

排尿のみに対応しています。尿にセンサーが反応して、自動で吸引します。排尿のみを処理する商品には、洗浄や乾燥の機能は付いていません。
排尿・排便処理

排尿と排便に対応しています。排便を処理できる商品には、洗浄と乾燥の機能も付いています。
メーカー別の自動排泄処理装置
自動排泄処理装置(排尿のみ)

尿瓶などより容量の大きいタンクを備えています。自動吸引機能があり、座った姿勢でも使用できる形状です。女性の場合は、慣れるまで練習が必要になることがあります。
自動排泄処理装置(排尿・排便)
排尿と排便の両方に対応する現行の製品を、介護保険の貸与対象と、自費購入を検討する製品に分けて紹介します。本体が福祉用具貸与の対象として登録されている製品です。レシーバーなどの交換可能部品は、本体のレンタルとは別に購入が必要になる場合があります。給付条件は後述の説明をご覧ください。

ライフの「ダイアレット」は、排尿・排便を感知し、吸引・温水洗浄・温風乾燥を行います。

プロモートの「マインレット爽」は、専用おむつ内で排尿・排便を感知し、吸引・洗浄する製品です。

リバティソリューションの「リバティひまわり」は、排尿・排便を感知して吸引し、温水で洗浄した後に送風乾燥します。
介護保険で本体はレンタルできる
本体はレンタル
自動排泄処理装置の本体は介護保険でレンタルできます。排尿処理機能のみの商品は要支援1からレンタルできます。排便処理機能が付いている商品は要介護4・5でレンタルできます。どうしても必要な場合には例外もありますので、ケアマネージャーや福祉用具専門相談員に相談してください。
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交換可能部品は特定福祉用具で購入費用の一部が補助される
排泄物の受け口、チューブ、タンクは、介護認定を受けている場合、特定福祉用具として購入費用の一部が補助されます。尿吸収パッドなど、使用のたびに交換するものは対象外です。
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自動排泄処理装置の注意点
30°以上傾くと、十分に吸引できない商品があります。横向きに寝る癖がある方には不向きな場合があります。30°以上の傾きに対応する商品もありますが、レシーバーが大きくなります。
機械の作動音が気になり、眠りにくくなる方もいます。
寝返りをしたり座ったりすることは重要です。車いすに座る際などは装置を取り外す必要があるため、おむつと併用して利用します。
皮膚トラブルの原因に繋がることがあります。事前に医療・介護関係者と相談の上で使用してください。
まとめ
活動量の少ない夜間帯などに使用することをおすすめします。日中は動きが制限されるため、使用は慎重に検討してください。

通常の尿器も参考にしてください。

