おむつの基礎知識:種類と構造・読む順番
ホルダーパンツは、尿とりパッドを体にフィットさせて固定するためのパンツです。パンツ自体に吸収材はなく、吸収量は組み合わせるパッドで決まります。この記事では、ホルダーパンツの種類と構造、サイズの選び方、パッドとの組み合わせや使用時の注意点を解説します。
ホルダーパンツ

ホルダーパンツには形や丈、フィット感の異なる製品があります。使用するパッドの大きさや着用する方の体型・動きに合わせ、パッドのずれにくさと穿きやすさを確認して選びます。
基本的な特徴
ほとんどはロング丈です。太ももの周りも伸縮素材でしっかりとフィットします。パッドがズレないように支えます。カラーのバリエーションは豊富です。
- 吸収材なし(パッド専用)
- 洗濯して繰り返し使える
- 通気性が良い
- パッドと自由に組み合わせの幅が広い

おすすめのホルダーパンツもまとめていますので、参考にしてください。
おすすめのホルダーパンツ(パッド対応パンツ)の商品紹介【2026年版】
構造

ホルダーパンツはパッドをしっかりと支える構造になっています。ごくまれにですが締め付けが強く穿きにくい製品もあります。
吸収量

単独では尿を吸収しません。パッドを併用します。吸収量は尿とりパッドの吸収量で決まります。
通気性

ホルダーパンツは通気性が良いです。また汗を布が吸収してくれるので、かゆみなどの皮膚トラブルがある方におすすめな場合があります。

通気性を活かすためにパッドも通気性の商品を組み合わせるとより快適になります。
撥水性


ホルダーパンツは汗を吸ってくれます。パンツ型紙おむつは汗がその場に溜まってしまうことがあります。これがかゆみの原因になっている場合もあります。
サイズの選び方

ウエストとヒップ表記があります。購入時はしっかりとサイズを測ることをおすすめします。
ウエスト:お腹のくびれた部分
ヒップ :おしりが一番でている部分
シルエットの違い

ホルダーパンツとパッドの組み合わせはシルエットがスッキリしています。パンツ型紙おむつにパッドを組み合わせると分厚くなってしまいます。
パッドとの組み合わせ

ホルダーパンツには、対応する尿とりパッドを組み合わせます。パッドの長さ・幅・形、固定のしやすさと、メーカーが指定する使用方法を確認してください。組み合わせた後は、動いたときのずれや脚まわりのすき間も確認します。

大型の尿失禁パッドと併用できます。尿量が多くなると支えきれずに隙間ができて漏れやすくなります。尿量が多い場合や尿の勢いが強い場合はパッドの性能も見直します。
ホルダーパンツのメリット

ホルダーパンツは洗濯して繰り返し使えるので経済的です。パンツ型紙おむつは濡れていなくても老廃物で不衛生になるので、1日1回の交換が推奨されています。

パンツ型紙おむつやテープ型紙おむつはかさが高く重たいです。購入時の持ち帰りは負担になります。高齢の世帯では特に負担になります。
紙の使い捨てタイプは一目でおむつを穿いているとわかりますが、ホルダーパンツは周りに気づかれにくいです。
ホルダーパンツの注意点

洗濯を繰り返して生地が伸びてくるとズレやすくなり、漏れの原因に繋がります。

お風呂上りなどの水滴で皮膚が濡れていると引き上げるのに力がいる製品がごく一部にあります。素材が柔らかく穿きやすい商品もあります。

前後が似ていてわかりにくい商品もあります。タグが付いているのはわかりやすいですが、目立ってしまいます。



透けるタイプは値段が安いことや通気性が良いメリットがあります。人前でおむつの事を気にしている人には透けない商品をおすすめしてください。

寝返りなどでホルダーパンツが下がりパッドがズレてしまいます。定期的に引き上げてください。
大人用紙おむつと違って医療費控除の対象ではありません。
まとめ

ホルダーパンツは洗濯ができるので経済的です。パンツ型紙おむつに代わる可能性があります。テープ型紙おむつのように開閉するホルダーパンツもあります。

ホルダーパンツは、普通の下着でフィット性のあるものであれば代替できる可能性があります。まずはフィット性のある下着と尿とりパッドを組み合わせて、それでも漏れるようであれば専門のホルダーパンツを検討してください。

