困りごと:トイレが大変・読む順番
尿器(尿瓶)は、トイレへの移動が難しいときに使う排尿補助用具です。主な種類は尿瓶・ホース型・自動吸引型で、受け口の形、ためられる尿の量、後片付けのしやすさが異なります。この記事では男性用・女性用の違い、選び方、使い方、手入れをイラストで解説します。
尿器の種類

尿瓶、ホース型、自動吸引型などがあります。
尿瓶(尿びん)

構造がシンプルで、男性と女性で受け口の形状が違います。容量は多くないので頻回に処理が必要です。

シンプルな形状です。受け口がソフトな商品もあります。蓋が付いています。

幅が広いソフトな受け口です。体形に合わせて様々な受け口があります。
ホース型

受け口とタンクが長いホースで繋がれています。大容量のタンクを床に置き、受け口とタンクをホースで繋ぐため、受け口が高くなるように高低差が必要です。ホース部分の手入れが難点です。部品は単品で購入可能な場合もあります。

男性用には筒状の受け口を備えた製品があります。使用できる姿勢とホース・タンクの配置は製品によって異なります。自然落下式では必要な高低差を確保し、自動吸引型では取扱説明書の設置条件に従ってください。横向きで使う場合も、その製品が対応しているかを確認し、受け口から漏れないように当てます。

受け口がフィットしやすい形状です。高さを調整する事が可能な受け口もあります。使用するには慣れが必要です。
自動吸引型

受け口にセンサーが付いていて反応すると自動で吸引します。タンクは大容量です。ホースが長い商品やバッテリー内蔵の商品があり、置く場所が比較的自由です。脱臭機能が付いている商品もあります。難点は手入れと音の大きさです。

男性用には筒状の受け口を備えた製品があります。使用できる姿勢とホース・タンクの配置は製品によって異なります。自然落下式では必要な高低差を確保し、自動吸引型では取扱説明書の設置条件に従ってください。横向きで使う場合も、その製品が対応しているかを確認し、受け口から漏れないように当てます。

女性用には、長い持ち手を備えた受け口もあります。吸引性能だけでなく、体に合う受け口と使用姿勢を確認してください。使い始めは当て方を練習し、尿が漏れる場合は受け口の位置や機器の状態を見直します。
尿器のメリット・デメリット
トイレまで歩けない人でもトイレ以外で排尿できます。尿器はおむつと比べて尿が肌に接触する範囲が狭いです。おむつは接触する範囲や時間が長いので皮膚トラブルの原因に繋がります。
溜まった尿をトイレに処理しにいく必要があります。汚れるので手入れが必要です。
尿器の選び方

尿器は足腰が弱くてトイレまで間に合わない方や安静が必要な方などが使用します。トイレまでの移動は不安ですが立てるのであればポータブルトイレの利用をおすすめします。
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尿瓶の選び方

尿瓶は採尿量が少ないのでこまめに処理できる方におすすめです。

逆流防止弁が付いている商品もあります。運ぶ時や傾いた時に安心です。しかし、尿を処理する時、蓋を外すのに力が必要です。

排尿時の音が静かな素材の商品もあります。

透明の容器で尿の状態を見やすい容器があります。健康状態が確認しやすいです。しかし尿を見られたくない人もいるので、透明な容器にカバーが付いている商品もあります。

体にフィットする受け口を選びます。
ホース型・自動吸引型の選び方

ホース型・自動吸引型は採尿量が多いので後処理できます。ホース型は床で寝ている場合、高低差が少ないのでホースの中に残る事や逆流して溢れる事があります。高低差がない場合は自動吸引型がおすすめです。
男性の使用方法

・横向け
・座位
・立位
男性は横向けでも可能です。
女性の使用方法

・座位

自身で上手く当てられない場合は介助してもらいます。

排尿の際にはバスタオルをかけるなどの配慮をします。自身で受け口を固定できるのであれば、退室するなどの配慮をすると安心して排尿できます。
尿器の補助になる商品

ベッド柵に引っ掛けると便利です。

少し漏れてしまう場合もあるので、汚れ受けに吸水シーツやフラット型おむつを敷くと安心です。
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尿器の手入れ

尿器は汚れるので洗浄が必要です。尿瓶は手入れが比較的に簡単です。ホース型と自動吸引型は手入れが難しいです。各商品の方法に従ってください。

尿器は手入れの難しい部品があります。部品ごとに販売している場合があるので交換できることがあります。
自動吸引型尿器と介護保険

介護保険では、自動排泄処理装置の本体が福祉用具貸与の対象です。ただし、要介護度や製品の種類によって給付条件が異なります。レシーバー、チューブ、タンクなどの交換可能部品は特定福祉用具販売の対象です。利用前にケアマネジャーや福祉用具貸与・販売事業者へ確認してください。厚生労働省の福祉用具・住宅改修案内

おむつだけではなく、尿器も選択肢の1つです。

